『別に
いいから
ごめんね
だけど
信じられない
失敗だ
失礼にも
程がある
さっきといい
今といい
最低だな
俺
本当に
何やってんだろう
いまだに
ためらう
でも
この緊張って
ちょっと
余裕出てきたし
トモは
笑いながら
車に乗る
場面
何度
思ったかな
見上げても
俺には何も
見えないよ
雲が
太陽が
月が
星が
邪魔してるのかな
無くなって
しまえばいいのに
そしたら
病院の玄関から
白髪のおじさんが
出てきたんだ
おじさんは俺にこの携帯を
渡してきて言ってきたよ』
「ここに落ちてた
君のパートナーの物だろう
彼女は悪くない
そして流れた赤ん坊も
悪くない」
『流れた?』
「流産した女性の気持ちは
男の私達にとってきっと