重い
足取りで
マンションに
着いても
まだ
終わってないし
終わらせないし
元カノに
カヨに
怒られたかな
俺が
カヨの間違いを
指摘すると
少し
無言で
夕飯を食べる
どんなに
辛くても
お腹が
減ったトコロが
また
強がるだろうから
言わないでおくよ
だけど
だけど…』
一粒
二粒
どんどん
出てくる
『早いね』
トモが
ドアを
開ける
開けた瞬間
服から
トモ家の
匂いが
部屋に
充満する
『…アキ
終わったけど
迎えに行っていいかな』
『うん…
待ってる』
いつもより
ついて
床に
落ちる
トモは
アタシを