『てか
あの白髪オヤジ
サンタじゃない!?』
『ブッ』
『アタシ
別れないから
アタシ
泣き叫ぶ
アタシを
置いて
助けて
くれない
やっぱり
カヨじゃない
カヨは
一度も
使っていないのに
そんな
この空っぽの
世界から
助けてくれた
アキが
少し
動いてきたんだ
ほんの
少しだけだけど
俺にとっては
凄い事だよ
だって
横に
好きな人が
いるんだよ?
マヂ
この歳になっても
おとんとおかん
うるさいし
いい加減
子離れ
しろって感じ
だけどさ
一人暮らしって
気楽かもしれないけど
料理
いっぱい練習したし
『アキ
トモ君
外にいるぞ』
え?
嘘でしょ?
え?