アキに
そんなつもりじゃ
なかった
自分の中では
それが
現実だった
アタシも
どっちでも良かった
だけど
もぉ
泣きそう
耐えろアタシ
『どこか行く?』
『トモ家』
『買い物は?』
『ココア
飲みたい気分なの』
『はいはい』
笑いながら
車に乗る
これから
一緒にいても
アキを
抱きしめ
会いたかった
そんな
トモも
アタシを
愛して
変わらず
アタシを
置いて
3人で
違う部屋に
行く
浴槽に
お湯を出して
待っている間
大きな鏡で
だんだん曇る
自分を見る
アタシは
自分の
携帯チェック
メール2件
女友達からの愚痴
セフレからの誘い
とりあえず
マンションに
着いて