『ねぇ
アタシも
カヨみたいに
髪の毛
ボサボサだし』
『そんなの
気にしないよ』
『マヂ
無理だし』
『じゃあ
アタシ達2次会
ふけまぁす!』
アキは
笑顔で
車から
降りようと
バックを取る
そして
そこに
確かに
そぉ
言った
正直
アタシは
落ち着いて
トモの話を
聞けたと
思う
好き
トモの背中に
手を回す
力が
強まる
『アキ
帰るよ』
『うん』
そして
星も月も
見えない
真っ暗な暗闇に
雪だけが
見える
アキの身体にある
この傷
聞きたくても
聞けない
ただの
興味本意でしか
思われない
だけどね