家に着く
車から
降りる
一日中
ずっと
触れたかった
トモのぬくもり
偽りじゃない
本との
カップルとして
初めての冬
だけど
逃げずに
いられなかった
受け止めなきゃ
いけなかったのに
ねぇ
カヨ
こんな俺
カヨは
そこにいるの?
何度
見たかな
まだ進めなかったんだ
何もかもが
俺の
手首だけが
光っていない
意地を張って
謝らない
アタシを
助けては
くれない
やっぱり
持って行こう