君と
過ごした町は
思い出が
有りすぎるから
引越したよ
君と過ごす
ハズだった
アキ
自分勝手な
女に
よく
わかんないんだけど
偉い人みたい
会社を
設立した時から
社長と
一緒にいたみたいだから
重役
みたいな
『どこか行く?』
『トモ家』
『…俺家でいいの?』
『いい』
『わかったよ』
トモの
実家が
なんとなく
みたいな』
『なんだそれ』
『教えてよ』
『…うん』
トモが
アタシの欲しい物
一発で当てる
『うん
そうだね』
『アタシ
別れないから
アタシ
アタシだけ
みたいな
てか
アタシ
挨拶の
言葉を
ブツブツ
言う
『そっか
うん
入るかな』