『あ…ごめ』
『カヨは悪くない!』
アタシの
背中にある
この傷
気にしてるって
思ってるわけ?
なんにも
気にしてないっつ〜の
てか
これが
当たり前に
感じる
ねぇ
『トモ?』
『……』
何か
言ってよ
ねぇ
それだけじゃん?
早く
伝えたい
トモに
食べさせたくて
料理の練習
しまくり
ネイルも
新しく
したいし
後は
友達と
カラオケとか
合コンとか
デートとか
アタシ
料理が
出来なかった
でも
羨ましいって
思わないよ
カヨも
俺以外
考えれなかったと思う
だけど…』
一粒
涙が出る
トモを
待ってる昼間は
トモに
伝わってた